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I.Kさん(男性・89歳)脳梗塞(左上下肢麻痺、1982年発症)

2016/6/23 症例報告

主 訴

 脳梗塞(左上下肢麻痺、1982年発症)

 車椅子で来院。
 数メートルなら4点杖で歩行可能であるが 歩幅が小さく麻痺側の跛行あり。
 左足関節が拘縮気味で思うように動かず、左下肢に力も入らないため、
 歩行時に左足が持ち上がらない。
 左上肢の痺れがあり握力低下。
 最近食事の際茶碗が持てず、テーブルに置いたまま食べているとのこと。
 活気がなく顔の表情が乏しく顔色不良。
 軽度の難聴。会話は可能だが声が小さく返事に時間を要する。
 麻痺側の血行不良で足背部に軽度の浮腫あり。


現病歴
 現在、高血圧症、認知症、便秘症のため、2か月ごとに保険医療の病院に通院中。



【 西洋医学的アプローチと課題 】

 30年来の左上下肢麻痺については、
 近年とくにリハビリや治療はしていない。
 抑鬱症状がある為、抗うつ剤を内服しているが、
 高齢であるため、副作用が強くでる恐れがあり、控えたい。
 また、筋力低下を改善するためにリハビリを行いたい。
 しかし、患者本人にリハビリに対する意欲がなく、実行できるかどうかは疑問。

 結局、現状打破の解決策が見つからず。
 高濃度ビタミンC点滴とオゾン療法は、有益と考える。


【 東洋医学的アプローチと課題 】

 毎日の日常生活をこなすのに精一杯。食事も美味しくなく空腹感がない。
 気が散逸し、気虚の状態。皮膚が白く顔色不良あり、血虚の状態。
 半身不随とは、気の流れが遮断され、神経が繋がっていない状態ともいえる。
 経絡に沿って気の流れを創るため、気を補する漢方や鍼灸を試す価値が無いわけではないが
 罹病期間が長期の為、著効するとは考え難い。


【 ネクストクリニックの治療 】

 臨床気療法士によるエネルギー療法で、
 動かない右足と右手の筋肉に蓄積された不要なエネルギー、すなわち「邪気」をデトックス。
 拡散した気を脳に集約させ、丹田に気を充満。そして、身体全体に気を巡らせるよう指示。
 気の巡りを整えながら身体をもみほぐし、
 筋、腱、骨格に柔軟性をもたせていった。

 その後、『気のコンディショニング』を施したオゾン血液デトックスと
 高濃度ビタミンC点滴療法を行った。



施術経過 

 医師の指示により、臨床気療法士が患者の気の状態を診る。
 報告により、一番の問題は意識の拡散であり、正しく呼吸ができていないために、
 気が十分に留まらないと判断。
 
 引き続き臨床気療法士が、脳に気を納めるアプローチを行い、
 さらに全身の気の巡りを改善しながら、呼吸法を教授。
 すると、どんどん顔色が紅潮してきて、身体に気が充満してきた。

 遮断されていた気の流れが戻り始めると、患者から
 「痛くはないけど変な感じ」という言葉が出る。
 神経が戻ってきたためと考えられる。

 そのまま施術を続けてゆくと、約10分弱で、左膝から足背部にかけての感覚が戻り、
 「立ってみようかな」と動かし始めた。
 施術中、トイレに2回行くが、杖なしで歩行。
 左手で握手すると握り返す。

 施術終了後、空腹感が生じ、
 「美味しいものが食べたい!」と話す。
 始めの受動的な印象は、消えていた。


血液検査結果における有効な変化

施術後、酸化ストレス度が測定不能な程の低値となり、
抗酸化力が4356.0 と、施術前に比し、2倍以上に増加した。
施術により、心身共にリラックス出来たと判断した。

 ◎血液検査結果詳細>


診察所見

・治療前
 4点杖で歩行。 歩行が緩慢で小歩症。
 活気がなく、筋肉がやせている。 顔色不良。
 わずかに左足背部に浮腫あり。
 麻痺側の左上下肢に冷感あり。
 意識が散漫な状態で、意欲・食欲が低下。
 体重は33Kg。

・臨床気療法士によるエネルギー療法施術後
 杖なしでトイレまで歩行。時間がかかるものの、足取りはしっかりしてきた。
 左足背部の浮腫は改善し、血流が 良くなった。
 顔色良好となり、多弁。
 軽度の難聴だが、会話に支障なし。

・点滴後
 左手で上手にクッキーを持って食べる。
 左握力が出てきており、麻痺感がないとのこと。
 姿勢が良くなり、自ら、杖を使わず歩いた。
 空腹感が生じ、
 「おいしいもの食べたい。肉はそう好きじゃない。魚が食べたいなぁ」
 と自ら話す。

 「気のコンディショニング」を施したオゾン療法と高濃度ビタミンC点滴療法を施行することで
 抗酸化力、免疫力の向上、細胞の活性化につながり、
 心身共に、より良い効果が生じたと考える。

 治療前は受動的な印象を受けたが、
 治療終了後は、意欲的になった感がある。
 お顔の表情が、明るく穏やかになった。


結 語

オゾン療法や高濃度ビタミンC点滴の効果もあると思われるが、
変化をもたらした最大の要素は、
臨床気療法士によるエネルギー療法により、本来の「生きる力」を思い出したことと考える。

また、臨床気療法士による施術で、麻痺側の可動域が広がり、
力が出てきたことでADL(日常生活動作)が拡大した。

さらに、オゾン療法や高濃度ビタミンC点滴療法を施行することで
抗酸化力、免疫力の向上、細胞の活性化につながり、
心身共に、より良い効果が生じたと考える。

 ※ADLとは「Activities of Daily Living」の略。
  「日常生活動作」のこと。食事や着替え、排泄や入浴など、
  人間が日常生活を送る上で欠かすことのできない行動動作をさす。






※治療の効果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。