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T.Tさん(女性・83歳)慢性腎不全・両下肢浮腫など

2016/4/25 症例報告(1)

主 訴
 著明な下腿浮腫。

 屋内なら杖なしで歩行可能だが、歩幅が小さく不安定。
 軽度の眼瞼浮腫あり顔色不良。

 「血液透析しないで、このまま様子を見たい」との希望で来院。
 現在通っている病院の主治医には、透析を強く勧められているが、
 「自分の気持ちを伝えるのは怖いし、とはいえ、現状では家族に迷惑がかかるし」と、
 心を決めかねている。
 気力がなく不安感が強い。


既往歴

 2008年 膵のう胞(部分切除)
 2013年 間質性肺炎


現病歴

 うっ血性心不全、慢性腎不全、心房細動、糖尿病で通院中。
 全身浮腫の為、2年の入退院を繰り返している。
 今年4月にも4回目の2週間の入院をした。
 
 主治医から処方された多量の利尿剤(フロセミド 40mg 4錠)で浮腫は改善せず、
 炭酸水素ナトリウムやクレメジン細粒も内服中で、これ以上の投薬は考えられない。
 
 今年に入ってから腎障害が進行し、
 主治医から血液透析する為のシャント形成術を勧められている。
 血液透析を選択しなければ、1年余りの余命とのこと。
 水分量は1日800ml、塩分6g、蛋白質40g 、カロリー1400calの制限食。





【 西洋医学的アプローチと課題

 当日の血液検査の数値は、尿素窒素43mg/dl 尿酸7,5mg/dl クレアチニン5.0mg/dlと
 透析準備が妥当な状態。
 服薬で改善が見られない以上、透析を選択しなければ、
 近々尿毒症(腎不全)に至る可能性が高い。
 高濃度ビタミンC点滴、オゾン療法は有益と考える。

東洋医学的アプローチと課題 】

 先天の気を貯蔵している腎が疲れて
 生命活動の根源的エネルギーである気の量が不足する気虚に加え
 心不全の為、水の循環が悪く停滞し水滞(水毒)となった状態。
 漢方なら気を巡らす五苓散、真武湯、 牛車腎気丸が妥当だが
 腎障害がある為著効は見込めないと予想される。

ネクストクリニックの治療 】

 気虚のため、エネルギー療法にて、気の生成にかかわる内臓である腎の衰えを回復させるよう
 臨床気療法士に指示。
 また、水滞は、気を巡らせないと改善しないため、気を充填し、
 細胞に蓄積された不要なエネルギー(気)をデトックスしながら、浮腫をとるように指示。
 
 通常のマニピュレーションの他、オゾンオイルを使ったトリートメントも施行した。
 その後、『気のコンディショニング』を施したオゾン血液デトックスと
 高濃度ビタミンC点滴療法を行った。

 高濃度ビタミンC点滴は、心不全や腎不全、強い浮腫がある方は、
 点滴を水分で血管内に入れることで、病状が悪化する可能性がある。
 しかし、患者本人の希望も踏まえた上で、
 高濃度ビタミンC点滴による強い抗酸化作用、免疫力の向上の効果が有益と考え、
 輸液の種類を選択し、総量を200mlと通常よりも水分を少なくして点滴を行った。



映像:施術前後の比較映像

・来院時:杖を使い、小歩症で不安定
・治療後:杖なしで、歩く速度が速く、大股で歩行安定




血液検査結果における有効な変化
         治療前 → 治療後
 ・クレアチニン 5.0  → 1.3
 ・ヘモグロビン 11.7  → 14.8
 ・赤血球    385万 → 484万
 ・抗酸化力   2230 → 4917
 ・酸化ストレス 15.32 → 8.0

 ◎血液検査結果詳細>


施術経過

  臨床気療法士によるエネルギー療法で、眼瞼浮腫は改善。
  下腿浮腫は施術前に比し半分以下まで改善。
  施術前は、歩幅が小さく緩慢で不安定であったが、
  施術後は、小走りでトイレに行けるほど、足がしっかり安定した。
  施術直後の血液検査で、クレアチニン値が1,3mg/dlまで改善。 

  何よりも自体性が出て
  「自分のことは自分で決めたい。透析はしません」ときっぱりと話すようになった。
  不安感は一掃され、自信にあふれている。


診察所見

◇ 治療前

 ・杖使用
 ・ヨチヨチ歩き、小歩症で不安定
 ・背中、腰が曲がっている
 ・顔色不良
 ・声が小さく、活気がない
 ・両下肢の浮腫が著明

◇ 臨床気療法士によるエネルギー療法施術後

 ・杖なし
 ・歩く速度が速くなり、大股で安定した歩行ができる。
  (トイレまでの小走りも可能)
 ・背中、腰が伸び ている。
 ・活気がでて、声が大きくなった。
 ・顔色良好
 ・施術前はできなかった仰向けの体位を維持。
 ・下肢の浮腫が、治療前に比べて半分になる。
 ・皮膚に弾力がでた。
 ・血液検査の結果が改善(検査結果表参照)


結 語

 特に腎臓にフォーカスした臨床気療法士の施術で浮腫は著明に改善し、
 クレアチニン値が1,3mg/dlまで劇的に改善した。
 気を補して巡らせると、浮腫、腎機能、
 そして、決断力にまで大きく影響を与えるということを教えてくれた症例である。
 オゾン血液デトックス、高濃度ビタミンC点滴の効果については、後日確かめたい。 

 ※下肢の浮腫が半分ほどに改善したが、この日は記録写真を撮影できず。







※治療の効果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。